奥野かるた店の2Fギャラリーで開催している「神保町かるた亭」。
次回の開催は2021年3月18日(木)18:00開演(17:30開場)に決定しました!

 

出演は春風亭昇也さんと、ゲストの三遊亭花金さんです。
久しぶりの落語会で皆様にお会いできることを楽しみにしています。

 

■第41回
【日 時】2021年3月18日(木) 17:30開場 / 18:00開演 ※19:00終演予定
【場 所】奥野かるた店2F「小さなカルタ館」[地図]
【木戸銭】1,200円 ※5回お越しいただくと1回招待券進呈

【出    演】春風亭昇也、三遊亭花金
【司 会】長井好弘(演芸評論家)

【問い合せ】

TEL:03-3264-8031
FAX:03-3230-1512
メール:toiawase@okunokaruta.com

※1月14日(木)分のチケット払い戻し期限は3月18日(木)となっております。
※ご都合が悪いお客様は、ご一報いただけますと幸いです。

緊急事態宣言発出に伴い、2021年1月11日(月)より営業時間を下記の通り変更いたします。
ご迷惑をおかけしますが何卒ご了承ください。

 

■2021年1月11日(月)以降

平日・土曜日 11:00~17:00

日・祝日   12:00~17:00

 

一日も早く、大勢が集まって元気にかるたができる日が来ることを願っております。

緊急事態宣言発出に伴い、2Fギャラリー展示「千代田の春 江戸東京の正月遊び」は会期終了日を繰り上げ、本日をもって終了とさせていただきました。

※延期の予定はございません。
※1F店舗の営業時間は平日・土曜日11:00~17:00、日曜・祝日12:00~17:00となります。

本日以降にご来店を予定されていた皆様にはご迷惑をおかけいたします。
誠に申し訳ございません。
ご了承のほど何卒よろしくお願いいたします。

 

■千代田の春 江戸東京の正月あそび【中止】
日程:2020年12月4日(金)~2021年1月24日(日) →1月7日(木)
会場:奥野かるた店2F・ギャラリースペース

日本人形玩具学会 主催

2021年1月14日(木)開催予定の落語会は緊急事態宣言発出に伴い中止となりました。
※次回の開催は2021年3月18日(木)18時開演(17時半開場)となります。

楽しみにしていただいた皆様、申し訳ございません。

払い戻しは2021年3月18日(木)まで、店頭にて受け付けます。
1F店舗の営業時間は平日・土曜日11:00~17:00、日曜・祝日12:00~17:00となります。

都合の悪い方は一方いただけると幸いです。

 

■第41回 【中止】
【日 時】2021年1月14日(木)18:00開場 / 18:30開演 ※19:30終演予定
【場 所】奥野かるた店2F「小さなカルタ館」[地図]
【木戸銭】1,200円 ※5回お越しいただくと1回招待券進呈
【司 会】長井好弘(演芸評論家)

※緊急事態宣言発出に伴い、2Fギャラリー展示は中止となりました※
※ご来店を予定されていた皆様申し訳ございません※

 

2Fギャラリー小さなカルタ館で現在開催中の日本人形玩具学会さん主催「千代田の春 江戸東京の正月あそび」展のイベントとして、12月19日(土)ギャラリートークが行われました。

その時説明された品々、解説等を簡単にご紹介します。

 

◆凧(所蔵:林直輝)

凧は室町時代、中国から日本に伝わりました。江戸時代に浮世絵が流行し、美しい絵を空に飛ばせたい人が増えました。絵がよくみえるよう、長方形の凧が誕生しました。本展示では橋本禎造(はしもとていぞう)の作品を中心に紹介しています。

 

◆押絵羽子板(所蔵:林直輝)

押絵羽子板は文化・文政年間(1804~30)、江戸で誕生しました。性質上、江戸時代のものはほとんど残っていないのですが、本展示では貴重な現物を展示。他にも勝文斎(しょうぶんさい)、大和屋吟光(やまとやぎんこう)、吉田永光(よしだえいこう)といった、名工の作品をご覧頂けます。

 

◆馬のあそび(所蔵:葛西好文)

江戸時代の人にとって、馬は身近な生き物でした。子供たちは「春駒(はるこま)」という、馬の頭(作り物)がついた棒に跨って遊びました。明治の児童文学者・巌谷小波(いわやさざなみ)も馬が好きで、春駒の絵も描いており、その作品は本展示で紹介しております。大人が遊んだ玩具に「競馬香(けいばこう)」があります。香木を嗅いで、香りを当てたら1コマ進みます。上賀茂神社のくらべ馬を元にした遊びです。

 

◆百人一首(所蔵:奥野誠子)

江戸時代の百人一首は上の句と下の句で札が分かれていました。明治に入り、読札には上・下両方の句が、取札には下の句のみが書かれるようになりました。また、それまではくずし字で書かれていた文字が、楷書体になりました。これを「標準カルタ」と呼び、現代に至ります。

 

◆正月遊びのミニチュア(所蔵:川内由美子)

17世紀の「正月風俗図屏風復元」に描かれているお正月遊びを、ミニチュアで再現。貝覆いや琴など、当時の楽しい様子が伝わってきます。ミニチュアは雛道具で有名な七澤屋製。昭和期の正月遊びの様子も再現されています。漫画「サザエさん」にもあるように、家族でかるたとりをする時は、一番幼い子がとれる札は、その子のために残しておくのが暗黙のルールでした。

 

◆いろはかるた(所蔵:江橋崇)

いろはかるたは関西発祥の玩具です。それが江戸に伝わり、江戸独自のいろはかるたが誕生しました。
「犬も歩けば棒に当たる」で始まるので、通称「犬棒かるた」と呼ばれます。江戸の商家では子供が4~5歳になると、正月に「犬棒かるた」で遊び、文字教育の初めとしました。
「犬棒かるた」は昭和に入っても親しまれ、童画家・武井武雄も自身の絵を付けた「犬ぼうかるた」を制作しています。

 

◆ゲームカード(所蔵:江橋崇)

ゲームカードは江戸末期に誕生しました。最初は大人が遊ぶものでしたが、明治期に入ると、子どもの遊戯具になりました。英国のカードゲーム「ハッピーファミリー」を日本人向けに作った「家族合わせ」は特に流行しました。

 

「千代田の春 江戸東京の正月あそび」展は2021年1月24日(日)まで開催いたします。年始は1月5日(火)からご覧いただけるので、ぜひ今昔のお正月の違いや変わらない部分を感じてみてください。

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■千代田の春 江戸東京の正月あそび

日程:2020年12月4日(金)~2021年1月24日(日)
会場:奥野かるた店2F・ギャラリースペース
開館時間:12:00~17:00
入場料:無料
※毎月第2・第日曜日・毎週月曜日および12月31日~1月4日は休館となります。

主催:日本人形玩具学会